仕事

大手企業の元面接官が教える就活の面接対策で押さえるべき5つのポイント

この記事をご覧になっている方は、

・これから就活を始める方

・就活で面接を受けたけどコツがわからない方

が多いと思います。

たくさんの面接を受けることは、人生において就活の時期だけです。

その割には、これまで面接をまともに受けることなんてなかったわけですから、面接で何を見られているのかなんて、わかりようもないですよね(笑)

実は僕は2年ほど大企業で新卒の採用面接官をしていた時期があります。

といっても人事部としてではなく、母校の学生の面接をするリクルーター面接という面接です。

リクルーター面接といえど、人事部面談にあげるかの判断をする立場なので、れっきとした面接官です。

そんな経験も踏まえて、この記事では就活の面接の場で、面接官が何をみているのか、何を知りたいのかについて書いていきたいと思います。

よく面接で重視されるといわれるコミュニケーション力ですが、この記事に書いてあることができれば、コミュニケーション力はあると判断されると考えます。

コミュニケーション力とは応答を的確にできる能力と思ってください。

いわゆる「コミュ力が高い」というのとは、ちょっと違うので注意です(笑)

それではいってみましょう。

ポイント1.マナーや言葉遣いがきちんとできるか

面接では言葉遣いやマナがきちんとしているかは、やはり見られます。

面接官に気を遣いすぎる必要は全くありません。しかし、間違ってもタメ語を使ったり、無礼な態度をとってはいけません。

足を組んだり、手をバキバキするなども、印象を悪くするだけなのでやめておきましょう。

また、話す時は面接官の顔を見て、はっきりと話すことが大事です。

個性は見た目やしぐさよりも、話す内容で出していきましょう。

ただし、スーツをきちっと着たり、靴を磨いておいたりなど、清潔感を出すことは大事です。

靴磨きのやり方については、こちらの記事にまとめたのでわからない方は参考にして下さい。

alt="靴磨き"
【5分で簡単】革靴の磨き方とお手入れ道具を紹介!初心者でも楽勝!職場で人の靴が目についたことはありませんか? たまにこんな靴を履いている人を見かけますが、すごく目立ちますよね(悪い意味で...

ポイント2.自己PRはウォーミングアップ

学生のみなさんは、これまでに取り組んできたことなどをまとめた自己PRを用意して、面接時には張り切ってPRをしますよね。

しかし、面接官の多くは、学生が事前準備してきた自己PRに興味がありません。

このイラストのように、ドヤ顔で話しても実はスルーされている可能性があります。

なぜなら、自己PRはエントリーシートに書いてあることと基本的に同じだからです。

通常、面接官はエントリーシートに事前に目を通しているので、エントリーシートに書いてある内容には興味がありません。

僕の場合は、学生に何を質問するかを考えていることが多かったですね。

じゃあ聞くなよ!」と思いますよね。

しかし、面接のペースを整えるには悪くないプロセスだと思います。

文句を言ったところで完全になくなるとも思えないので、自己PRはウォーミングアップと割り切りましょう。

ポイント3.面接官が興味のあることは何かを知る

では、面接官が何に興味があるのかというと、

1.これまでに経験したことを仕事にどう生かせるか?

2.学校でちゃんと勉強したか?課外活動をしたか?

3.なぜこの会社を志望してきたのか、志望度は高いか?

の3つです。

この3つは、どの会社を受けても確認されるところです。

逆にこの3つをしっかりと答えられれば、面接は通過できます。

それでは、この3つの興味事項に対する対応法を見ていきましょう。

1.これまでに経験したことを仕事にどう生かせるか?

学生は、会社で仕事をした経験がないので、「経験したことを仕事にどう生かせるか」なんて、正直よくわかりませんよね。

なので、これまでに自分が一生懸命に取り組んだことで得られたことを絡めて、語れるようにしておきましょう。

要はイメージでOKです。会社で仕事をしたことがないので、イメージで答える以外ないですよね。

または、OB訪問した時に、先輩から聞いた話を絡めるだとか、人生の大先輩であるお父さんから聞いた話を絡めるのも有効です。

生きてきた以上、仕事に生かせそうな経験は必ず何かあるはずです。

そのため、ここは絶対に用意しておいてください。

働くことをイメージして就活に取り組んでいるかをここで見られます。

2.学校でちゃんと勉強したか?課外活動をしたか?

学校は勉強する場所です。

勉強をしない学生生活を過ごしていたら、勉強をしないで何をしていたの?ということになります。

打ち込んできた課外活動などがあれば挽回はできますが、あまりにも成績が悪いと学習能力や基礎能力に疑いを持たれます。

逆に言えば、何かに打ち込んでかつ、成績もよければ印象は非常によくなります

学校でしっかりと勉強や活動をしてきた人は、入社後もしっかり働いてくれそうと期待できますよね。

要は、学生時代にしっかりと活動した人ほど評価されるということです。

バックパッカーをした経験のある人は、その経験を語ってもよいと思います。

スムーズに旅をするためには、計画の立案から下調べが必要だからです。

このプロセスは仕事でも同じなので、旅の経験は仕事に生かせる部分が必ずあります。

3.なぜこの会社を志望してきたのか、志望度は高いか

志望理由や志望度は重要です。

A君は優秀だが、志望度はあまり高くない

B君はA君より若干劣るが、A君より志望度が高い

この場合、B君を次に面談にあげる可能性が高いです。

せっかく内定を出しても、辞退されてしまっては企業も困りますからね。

志望度の高い会社には、熱意と志望度が高いことを伝えましょう。

ポイント4.質問に対してストレートに答える

まず、面接官の質問をよく聞いて「問われていること」を把握しましょう。

たとえば、「会社でどんな仕事をしたいか?」と聞かれたら、「〇〇の仕事をしたいです」と質問対してストレートに答えてください

「僕はこれまで〜してきて、〜で達成感を得て、これからも〜に関わりたいので、〜の仕事がしたいです」という回答の仕方は✖です。

面接官の質問は「会社でどんな仕事をしたいか」です。

たとえば、「私は〇〇の仕事をしたいと思っています。理由は△△です。」のように、まず質問に対する答えを言いましょう

ポイント5.具体的なエピソードや数値を入れて答える

質問に答えるときは、できれば具体的なエピソードや数値を含めて答えましょう

達成感を感じたエピソードがあるなら、

・どういうプロセスを経て達成感を得たか

・自分はどういう行動をとったか

・どういう感情の変化があったか

を丁寧に説明しましょう。

大きな実績を持っている人なんてそういませんから、小さな実績でも具体的に語ることができればOKです。

一生懸命に取り組んだけど失敗した経験があれば、その経験から何を思ったかを語るのもOKです。

また、人数や成績などを数字で表現できるなら、その数字を説明に入れましょう

数字を入れることで話に具体性が増すため、説得力が高くなります。

数値が物足りない場合は、多少盛っても構いません。バレませんから。

番外編1.いじわるな質問をされた場合は?

たとえば、「希望の部署に配属されなかった場合はどうする?」などのちょっといじわるな質問に遭遇することがあると思います。

そのような場合は、

配属の希望は必ずしも通るものではないと理解しています。なので、希望以外の部署に配属されることも十分あり得ると考えています。でも配属も縁だと思いますので、希望以外の配属となっても、まずは配属先で一生懸命仕事をしたいと思います。

みたいな感じでOKです。

この回答をしてもねちねちと深掘りをしてくるような面接官はアホなので、そんな会社はこちらから願い下げしましょう。

番外編2.英語能力に対する評価は?

英語能力は評価のひとつとして、確実に見られます。

ですが、重要度は上に書いたことよりも低いので、英語能力はあくまで加点要素と考えましょう。

ただし、英語ができて当然の会社の場合は、英語能力がないとそもそも面接まで行きつきませんので、事前の対策が必要です。

TOEIC・TOEFLの点数別の評価は以下の通りです。

※僕個人の評価ですが、そう振れ幅は大きくないかと。

TOEIC 600

TOEFL 70

プラスにもマイナスにもならない
TOEIC 700

TOEFL 80

ある程度の基礎力があると判断

採否にあまり影響しない

TOEIC 800

TOEFL 90

基礎力があると判断

採否に影響する可能性あり。採否にプラス

TOEIC 900

TOEFL 100

特にTOEFL100の場合は、かなりの基礎力があると判断

英語を使う部署にも回せるため、採否にかなりプラス

TOEIC800、TOEFL90くらいからはプラス評価です。

なお、TOEFL90よりTOEIC800の方がずっと簡単です。

英語の勉強法はこちらの記事にまとめているので、勉強のやり方がわからない方は参考にしてみてください。

英語初心者は何から勉強すればいいの?勉強の順番も含めて紹介!英語勉強しなきゃなあ… となんとなく思っているけど、 英語をどうやって勉強すればいいかわからない… と...

まとめ

面接の前に、何よりも大事なのは、学生時代にしっかりと勉強や活動を行うこと。

面接はそれを語って、希望する会社に入るための通過儀式に過ぎない。

学生としての日頃の活動を意識的に取り組んで、面接で堂々と語れるようにしよう。