みなさんは英語に自信がありますか?
世間では、英語はビジネスパーソンに必要なスキルという風潮がありますよね。
最近は外国人観光客も増加しているので、インバウンド対応が必要なサービス業の方にも英語能力が求められていますね。
しかし、日本では英語が苦手な人はたくさんいるのが実態です。
「苦手な人が多いということは、英語ができればその分就職や転職には有利なのでは?」と考える方もいらっしゃると思います。
本当に英語ができれば就職や転職に有利なのでしょうか?
この記事では疑問について、お答えしたいと思います。
Contents
英語ができると就職や転職に有利なの?
確かに、一部の上場企業や外資系企業では、採用時に一定の英語能力を求めていることがあります。
たとえば、楽天は800点、武田薬品工業730点、日産自動車730点などが挙げられます。
また、転職の募集でも英語能力を求める会社は少なくありません。
英語能力があると、入社条件をクリアして高年収の会社にもチャレンジできるという点を考えると、英語ができると年収が上がるというのは、ある意味正しいです。
英語ができても年収が上がるわけではない
ただし、英語ができれも必ずしも年収があがるというわけではありません。
英語能力があれば年収を上げるきっかけになるというのが僕の結論です。
僕も入社してからTOEICが400点くらいアップしましたが、だからといってそれによって給料が上がったわけではありません。
一定のTOEICスコアを取得すれば、いくらかの報奨が出る会社もあるみたいですけどね。
ではここでいう、年収を上げるきっかけになるとはどういうことなのでしょうか。
英語ができると仕事の幅が広がる
英語ができるとできる仕事の幅が広がるのは間違いない僕は考えます。
たとえば、転職する際でも、企業としては当然できる仕事の幅が広い人材の方が欲しいわけです。
そのため、英語能力があれば、英語を使った業務もできるため、企業の欲しい人材に近づくことができます。
また、それによって、より年収の高い企業で新たな仕事にチェレンジすることもできそうですよね。
フリーランスで仕事をされている方も、英語ができれば海外の仕事や国内で英語を使う仕事も請け負うことができるかもしれません。
つまり、英語ができることにより、できる仕事の幅が増え、結果として年収アップの可能性が出てくる=年収を上げるきっかけになるということになります。
英語ができればそれでよいの?
もちろん、英語ができればそれでいいというわけではありません。
大事なのはズバリ
専門知識+英語力
です。
英語能力単発ではなく、他の専門性を伴っていることが大事なのです。
言い換えると、英語を使って専門的な業務をできるという点が大事ということです。
たとえば、財務や会計の知識があり、かつ英文会計や英文経理ができれば、人材としての魅力が上がります。
こういう人材は、日本でも海外でも活躍が期待できそうですよね。
一方で、これが「ただ英語ができるだけの人」だとどうでしょうか。
とりあえず「この人は英語ができるけど、はてどうしたものか…」と企業側も使い道に困ってしまいます。
専門性+英語力の両方があることが大事なのです。
専門性と英語力はどちらが優先度が高いの?
専門性>英語力
です。
専門性をより生かす幅を広げるために英語というツールがあるということです。
つまり、あなたが社会人で今の自分の専門性に自信がなければ、英語よりも先に専門性を磨くことに注力すべきです。
また英語だけでなく、第二言語などの得意分野が加わると、あなたの人材としての価値はグンとあがります。
常に自分が持つスキルの希少性を意識しながらスキルを磨いていくことが、年収アップや転職成功の秘訣になります。
英語力はどうやって身に着ければいいの?
英語力を身に着けるには、勉強するしかありません(笑)
残念ながら、某教材がうたっているように「聞き流すだけで英語ができるようになる」ようなことはありません。
地道な努力が必要です。
英語の基礎的な勉強の仕方については、以下の記事にまとめているので、英語が苦手な方はご参考にしてください。
https://nensyuu1000.com/englishstudy1/
上の記事では、リーディングとリスニングの勉強法を紹介していますが、業務で英語を使うにあたっては英会話や英作文を必要とされることも多いです。
そのため、スピーキングやライティングについては、僕はオンライン英会話を利用して勉強をしていました。
なぜオンライン英会話なのか?
僕は英会話を勉強するにあたって、オンライン英会話を利用しました。
オンライン英会話は、教室を持っているオフライン英会話よりも格安です。
GABAのようなオフライン英会話はとにかく高いです。レッスン1回あたり5,000円~7,000円かかります。
継続的に受講するにはちょっと辛い値段ですよね。また、教室まで通わないといけないのも面倒です。
とはいえ、オンライン英会話教室は死ぬほどあるので選ぶのに迷います。
そのため、僕も事前に色んなサイトで調べていくつかのオンライン英会話で体験受講しました。
ここでは、僕が選んで継続的に受講した3つのオンライン英会話を紹介します。
レッスン受け放題が魅力のネイティブキャンプ
ネイティブキャンプは、なんと契約期間中予約なしで何度でもレッスンを受けられるというオンライン英会話です。
僕もネイティブキャンプやっている時は、1日に5レッスンくらい受けていました。
幅広いトピックスが用意されているので、自分が話しやすい分野で何回も練習ができます。
講師は英語が非常に堪能なフィリピン人。とにかくしゃべりまくりたい方に向いているオンライン英会話です。
ライティングも学べるベストティーチャー
SpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
「ベストティーチャー(Best Teacher)」は他のオンライン英会話と違い、WritingやTOEFL・IELTSの練習ができるオンライン英会話です。
ベストティーチャーには色んな国の講師がいて、ネイティブ・ノンネイティブの両方の講師がいます。
特にTOEFL・IELTSの専門の講師はテストを受ける方には心強い存在です。
ベストティーチャーはオンライン英会話でもやや高いので、できるだけ目標を絞って受講をすることをおすすめします。
カランメソッドで有名なQQイングリッシュ
QQイングリッシュは、講師が早口で言う定番フレーズを、即座にオウム返しすることで瞬時に英語が出てくるように訓練するカランメソッドが有名なオンライン英会話です。
もちろん、カランメソッド以外の日常会話やビジネス英語コースもあるので、安心です。
講師はフィリピン人で、どの先生も優しく丁寧に教えてくれます。
ちなみにカランメソッドは、受講前に専用の教科書の購入が必要です。
カランメソッドは合う・合わないがある練習法なので、ご興味のある方は一度無料体験することをおすすめします。
まとめ
専門知識と英語力が組み合わさって、はじめて年収アップのきっかけができる。
自分の専門性を磨きながら、英語も習得しよう。
英語を使って仕事するにあたっては、会話スキルは必須。目的に合わせてオンライン英会話も利用しよう。