みなさんは飛行機でビジネスクラスを使ったことがありますか?
僕は会社に入ってから、会社の金でビジネスクラスに乗ることを野望のひとつとして生きてきました。
なぜかって?もちろん高いからです。
ビジネスクラスは、普通の会社員ではなかなか自腹で乗れるものではありません。
ビジネスクラスはエコノミークラスの大体2.5倍の運賃がかかります。
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ってなりますよね。
しかし、そんな野望を抱きながらも、出張の少ない部署にいたため、野望が叶えられることはありませんでした。
そんな僕ですが、今回海外旅行をするにあたり、ついに自腹でビジネスクラスに乗ってみました。
そんなわけでせっかくビジネスクラスで乗ったので、
この記事では
ビジネスクラスを利用してわかった、エコノミークラスとの違いや感想
についてご紹介したいと思います。
Contents
年収1000万では自腹でビジネスクラスに乗れない
当ブログのタイトルにある年収1000万に絡めて先に申し上げておくと、年収1000万ではビジネスクラスに自腹ではそうそう乗れません。
正確にいうと乗れますが、かなりの思い切りが必要です。
では、ビジネスクラスにどんな人が乗っているかというと、やはり多いのは会社の出張で乗っている人です。
プライベートで乗っている人はかなり所得が高い人か、マイルを使ってグレードアップしている人が多いでしょう。
ということで、今回僕が乗ったのはレアケースなので、ビジネスクラスに乗ることはもう当分ないでしょう(白目)
少なくとも、若い人が乗るにはハードルが高すぎますね。。
ビジネスクラスで乗った感想
さて、それでは早速ビジネスクラスに乗った感想です。
まず、ビジネスクラスだと、狭い座席に押し込まれたり、長蛇の列に並ぶこともないので、飛行機の旅も楽しむことができる余裕ができるなと感じました。
今回はビジネスクラスに乗ったものの、搭乗時間が5時間程度だったので、値段に関してはやや割高に感じました。
それでも、長距離の搭乗の場合だと、旅が非常に楽になるという印象を持ちました。
今回搭乗したJALのビジネスクラスでは、座席をフラットにできたので、長距離移動でぐっすり眠りたい場合は、かなり有効です。
まさにビジネスマン用って感じですね。
また、お子様がいる場合でも、座席をフラットにして寝かせつけることもできるので、赤ちゃんや幼児をお連れの方は大変助かるだろうなと思いました。
書いてて気づいたのですが、ビジネスクラスなら運が良ければ芸能人を見かけることもありそうですね。
エコノミークラスとビジネスクラスの違い
先に書いた通り、ビジネスクラスはエコノミークラスの約2.5倍の運賃が相場です。
これだけ料金が違うわけですから、当然受けられるサービスにも違いがあります。
今回、JALのビジネスクラスを利用して感じたエコノミークラスとの違いは、
1.搭乗前のチェックインがスムーズ
2.ビジネスクラス専用ラウンジが使える
3.搭乗時に優先的に搭乗できる
4.機内の座席が広い
5.専用のアメニティがある
6.機内食がおいしい
7.機内のサービスが細やか
いうところです。
なお、マイルを活用すれば割安でビジネスクラスを利用できます。
普段からマイルを貯めている方は、ここぞという時にビジネスクラスを利用しても良いと思います。
それでは、ビジネスクラスとエコノミーの違いについて、それぞれ紹介していきます。
1.搭乗前のチェックインがスムーズ
ビジネスクラスには、ビジネス専用のチェックインカウンターがあります。
ビジネスクラスの座席数は限られているため、チェックイン時にエコノミークラスのような長蛇の列ができません。
エコノミークラスだとチェックインの待ち時間に備えて、約2時間前にチェックインを済ませるのが定石ですが、ビジネスクラスだと1時間前くらいでも大丈夫です。
エコノミークラスの長蛇の列に並んでいる時は、よく羨ましいなと思っていたものです。
今回の場合は待ち時間は1~2分でした。あっと言う間にチェックインが終わります。
なお、航空会社のゴールドカードを持っているとエコノミークラスでの搭乗でも、ビジネスクラスのチェックインカウンターを利用可能になることもあります。
2.ビジネスクラス専用ラウンジが使える
それでも空港には早めに着いておきたい人や、乗り継ぎのある人はどうしても待ち時間がでますよね。
そんな隙間時間にとても便利なのがラウンジです。
成田空港から出発したのですが、今回使ったJALだとサクララウンジが使えます。
サクララウンジでは、以下のサービスを無料で利用できます。
・飲食(料理、お酒、ソフトドリンク、お菓子が用意されている)
・シャワー
・Wifi
・電源
・喫煙所
広いスペースで飲食が自由なので、待ち時間を過ごすにはラウンジは最適な場所です。
僕はビジネス専用ラウンジの存在を完全に忘れていたので、行きはクレジットカードの付帯サービスのしょぼいラウンジを使用してしまいました…。
なお、搭乗前にラウンジで食べすぎるのは、控えるのがおすすめです。(理由は後述)
3.搭乗時に優先的に搭乗できる
こちらはご存知の方が多いと思いますが、ビジネスクラスは機内に搭乗する際も優先的に搭乗できます。
そのため、フライトまで機内でゆっくりと準備ができます。
エコノミーだと後ろの席から順に、分割されて搭乗しますよね。
とにかく、搭乗前から何かと優先的に扱われます。
4.機内の座席が広い
ここがエコノミークラスとの最もわかりやすい違いであり、効果も高いところです。
エコノミークラスだと、座席が狭く足を伸ばせるスペースも限られているので、長時間のフライトはかなりしんどいですよね。
ビジネスクラスには専用のシートが用意されており、ゆったりできます。
僕が今回乗ったJALのシートはこんな感じでした(実写)
コックピットみたいですね。一番の特徴は
席をフラットにすることができる
ところです。
僕は道中シートをフラットにはしなかったのですが、フラットにして寝ている乗客もいました。
長時間のフライトの際は横になって眠ると、かなり楽だと思います。
また、座席の傾き等はこの操作盤で調整できます(実写)
この操作盤を使って、以下の3つのモードに座席を調整できます。
通常
リクライニング
フラット
傾きも首、肩、腰、足それぞれで細かく調整できます。
また、隣の乗客との間には、可動式のパーティションがあります。
隣が気になる場合は、この操作盤でパーティションを上げることができます。
こちらの写真はパーティションが上がった状態です。
5.専用のアメニティがある
ビジネスクラスには、専用のアメニティが席に用意されています。
今回用意されていたのは、
枕
毛布
歯ブラシ
アイマスク、耳栓
マスク
歯ブラシ~マスクまでを入れる袋
でした。
用意されているアメニティは、航空会社によって違いがあると思います。
ちなみに、トイレにも歯ブラシとモンダミンが用意されていました。
6.機内食がおいしい
機内食もエコノミークラスと全く違う機内食が提供されます。
食事が違うことを僕は機内に搭乗するまで知りませんでした。
先に、ラウンジであまり飲食するのは控えた方がいいと述べたのは、機内食の量が多くおいしいためです。
エコノミークラスの機内食って、ランチボックスみたいな感じですよね。
しかし、ビジネスクラスの機内食は全く違います。
JALの場合は、和食と洋食の二択から選ぶようになっていました。
僕は行きも帰りも和食を選択。
特に行きの夕食は割烹みたいな料理でとても美味しかったです。
お店で食べると数千円くらいしそうな料理でした(以下、いずれも夕食の実写)
メニューは、
・唐墨とそばの和え物
・厚焼き玉子
・丸十蜜煮
・あんず蜜煮
・夏野菜の胡麻クリーム
・うざく辛子酢味噌
・本鮪のお造り
・蛸 菊蕪 甘酢漬け
の後に、
・和牛しゃぶしゃぶ
・銀鱈西京焼き
・炊き立てごはん
・みそ汁
・香の物
・抹茶の浮島
・緑茶
かなりお腹いっぱいになりました。
ちなみに年収1000万の食生活は意外と質素?贅沢はできない?で紹介した金芽米はファーストクラスでも使われています。
金芽米は味が良く栄養価が高いので、僕も自炊は金芽米を使っています。コシヒカリがおすすめです。
7.機内のサービスが細やか
ビジネスクラスではより細やかな機内サービスを受けることができます。
一言で言うと、
CAがよく面倒を見てくれる
ということです。
まず座席についた後、CAの一番エラい人から搭乗の御礼が一人一人にされます。
また、
食事時に寝ていたら「起こすor起こさない」などを確認するヒアリングシートがあったり
おしぼりが、搭乗時、食後などに配られたり
ドリンクも切れていたら声をかけられたり
着陸前にはゆっくり眠れたかなどをCAから聞かれたり
します。
エコノミークラスよりも、一人一人の乗客と丁寧にコミュニケーションをとる感じです。
同じ乗客でも扱いがかなり違うんだな、と感じました。
ちなみにビジネスクラスだと、CAもどんな乗客が乗っているのかを大体把握しているのだとか…。
また、搭乗中に名刺を渡して、CAをナンパする男性もやはりいるようです(笑)
まとめ
ビジネスクラスはエコノミークラスの2.5倍くらいの値段だが、その分サービスや座席も大きく違う。
マイルを活用すれば、割安に利用することも可能なので、ここぞという時に利用してみればいかが。