年収1000万

年収1000万の満足度は高い?できること・できないことも紹介しよう

年収1000万あれば満足でしょ?

と思う方もいらっしゃると思います。

はたして、本当に年収1000万あれば、十分な収入として満足できるのでしょうか?

先日、知り合いの若者に「年収はいくら欲しい?」と聞いたところ、「1000万!」と元気のいい返事がきました。

改めて「年収1000万というのは目標となる水準なんだな」と思ったところです。

そんなわけでこの記事では、

・年収1000万の満足度

・年収1000万は年収の水準として高いのか?

・年収1000万ではできないこと

について書いていきたいと思います。

Contents

年収1000万で満足している?

僕の場合ですが、満足度はあまり高くありません。

満足かどうかは別として、少なくとも年収1000万で自分が裕福だと思っている人は多くないと思います。

たとえば、激務で睡眠時間を削るような働き方をしての年収1000万だと、満足できない人もいると思います。

時間単価にすると、安くなりますからね。

実際に以下の記事で調べた通り、年収1000万プレーヤーの睡眠時間は若干短めの傾向があるようです。

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また、こちらの記事で紹介した通り、年収1000万でも月々の収支には余裕がありません。

特にお子様のいる家庭だと、ますます余裕がないと思います。

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家賃や物価の安い田舎だともう少し収支にも余裕がでるかもしれませんが、都心に住んでいると支出は多めになります。

アクセスの良い場所は「家賃が高く、物価も高め」が原則です。

都心の方が大企業や仕事の受発注も多く、給与の水準も高くなりますが、働くことでかかるコストがその分増えます。

年収1000万は水準として高い?何人に一人?

年収1000万は相対的には高い年収ですが、絶対的にはそんなに高き水準ではないという感じです。

なお、国税庁が発表している2017年の民間給与実態統計調査によると、1000万円超の給与所得者は全体の4.5%です。

これが年収1000万は相対的には高い、と述べた根拠です。

20人に1人の割合なので、年収1000万は年収の水準として高いと考えてよいと思います。

学校で考えると、クラスに1~2名ですね。

この割合から考えても、年収の目標とするには、妥当な水準と言えるのではないでしょうか。

ただし、この20人に一人という割合は、調査結果報告に記載の通り、「個人の所得全体を示したものではない」ため、源泉徴収されていない副業などによる所得は含まれていません

所得とは外部から得るお金と考えてもらえればオッケーです。

従い、年収1000万円超の実際の人口は4.5%より多いと考えます。

株式投資や副業などの収入で稼いでいる人もそれなりにいることでしょう。

僕も給与所得だけだと、年収1000万円を若干下回っています。

年収1000万でも満足でない人

年収1000万は年収としては高い水準です。

年収1000万円あれば、普段の生活にお金で困ることはほとんどないでしょう。

それでも満足でない人は以下が原因であることが考えられます。

仕事が常に忙しい

高い年収を稼ぐためには、常に成果が求められ、競争が激しい環境に身を置かないといけない場合が多いです。

そのため、高い年収を得ても精神的に常に張りつめているような人は、満足を感じにくいでしょう。

また、仕事が忙しくて家族との時間やプライベートな時間をとれないような人も、ストレスが溜まるでしょう。

満足するどころか、不満に思う人も決して少なくはないでしょう。

不健康である

健康は幸せの第一条件と言ってもいいほど重要です。

どんなにお金があっても体調や体の具合が悪ければ、即不幸です。

忙しい生活で健康を害しているような人は、満足や幸せを感じることは難しいでしょう。

一方で、年収が高い人ほど健康に関する意識も高いので、スポーツジムなどで筋トレをしたり、サプリメントを取り入れているビジネスパーソンも多いです。

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隣の芝生が青く見える

世の中には年収1000万以上稼いでいる人も一定数います。

そのような人と比較すると、もっと高い年収が欲しくなり、十分な年収を獲得していても満たされない人もいるでしょう。

一方で、報酬が高い会社や業界ほど、忙しかったり、競争も激しくなるため、仕事もよりしんどくなる可能性が高くなります。

隣の芝生が青く見えているだけの可能性もありますね。

年収1000万ではできないこと

残念ながら、年収1000万ではできないことはたくさんあります。

年収1000万円では、そもそも大きな贅沢はできません

物価の安い東南アジアあたりなら、ある程度の贅沢ができるかもしれませんが、年収1000万で日本の都心部で贅沢するのは難しいです。

たとえば、都心のタワーマンションの上層階を買うようなことは、かなり難しいでしょう。

年収の目標としての1000万はわかりやすいですが、多くの人がイメージするような贅沢な生活をするには、もっと上の年収を目指さないとムリだと思います。

例えば、以下のような贅沢はできなくはないですが、継続的にすると間違いなく生活がカツカツになります。

・高いお店で頻繁に食事する

・1000万円台の高級車の購入

・ローンなしでの都心のマンション購入

・家賃20万円以上の物件を借りる

・海外旅行等で飛行機のビジネスクラスまたはファーストクラスに乗る

他にもあると思いますが、これらのことは「貯金ゼロでもいい!」という方以外はまずやらないですね。

老後に2000万円必要発言」が出るようなご時世ですから、無計画にこのようなことをするのは賢明とは言えないでしょう。

かくいう僕も、キャッシュレスやふるさと納税を活用しながら、削れる支出は削っています。

https://nensyuu1000.com/cashless/

https://nensyuu1000.com/furusato-nouzei/

年収1000万で贅沢な暮らしをしている人もいるよ?

年収1000万で贅沢な生活をしている人は、以下の理由が考えられると思います。

・貯金ゼロ

・借金している

・共働きで夫婦でがっつり稼いでいる(世帯収入が高い)

・親から相続した資産がある

・本業以外の副収入がある

親から相続した資産や副収入などは、ぱっと見ではわからないですよね。

同じ年収でも、他に収入源や資産があると暮らしぶりも大きく違ってくるでしょう。

年収1000万でも多少の贅沢ならできる

年収1000万では贅沢はできないと書きましたが、多少の贅沢はできます

例えば、以下の記事で紹介したものくらいは、迷わず買ったり投資するくらいの余裕はあります。

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また、たまにであれば、贅沢な食事や豪華な旅行に行くこともできます。

肌感だと「年収1500万くらいなら食費はあまり気にしなくても済むのかな…?」というところです。

まとめ

年収1000万円は相対的には高い年収であるが、さほど贅沢ができる年収ではない。

満足度が高い人、裕福だと思っている人数はそんなに多くないと考える。

贅沢な生活を続けると貯蓄はできない程度の水準である。

一方、大きな贅沢はできないが、たまの贅沢な食事や豪華な旅行くらいなら可能である。