ネクタイを買いたいけどブランドや種類が多すぎて、
どれを選べばいいのか全然わからない…
と悩む20代男性は少なくないと思います。
学生時代はスーツなんて着ないので、特に新入社員の方はネクタイの選び方もわからないですよね。
そこで「20代 ネクタイ おすすめ」「20代 ネクタイ ブランド」などで検索してみると、色んな紹介ページが出てくるわけです。
実際に僕もこれらの紹介ページを見てみたのですが、多くのページで
20代男性には到底買えないような高級ネクタイを紹介している
という実態がありました。
20代のビジネスパーソンに似合わない、または金額的にとても手が届かないようなブランドを紹介しているんですね。
ほとんどの20代男性は、20,000円のネクタイを紹介されても買えないですよね。
例えば、ヴェルサーチのネクタイが紹介されていたりするのですが、ヴェルサーチのネクタイは値段も高く、やや派手なデザインが多いのが特徴です。
ヴェルサーチは基本的に20代の方には向かないブランドなはずで、なぜおすすめしているのか、正直言って僕にはよく理解ができません。
そんな実態を踏まえて、この記事ではネクタイ選びに迷っている20代男性に向けて、
20代男性におすすめできるビジネスシーンに合うおすすめネクタイブランド7つ
を厳選して、紹介したいと思います。
自分が実際に使ったことがあるブランドについては「メモ」欄に使った感想を書いているので、ぜひご参考にしていただければと思います。
今回紹介するにあたって僕が重視したポイントは以下の3つです。
20代でも買える価格帯か
20代にふさわしいデザインか
長く使えるデザイン・品質であるか
どうせ買うなら長く使えるネクタイをおすすめしたいので、個性が強いブランドはおすすめからあえて外しています。
この記事を読んで自分に合ったネクタイを見つけてもらえれば幸甚です。
それではいってみましょう。
ハイブランドのネクタイやより大人な雰囲気のネクタイを着こなす自信のある方は、こちらの記事を参考にしてください。https://nensyuu1000.com/tie/
Contents
いくらのネクタイを買えばいいのか?
そもそものところですが、ネクタイを買うのに慣れていないと
ネクタイ一本にかけるべき値段はいくらなんだろう…?
と疑問に思いますよね。
僕は、
ネクタイはシルク100%の5,000円以上のものを選ぶべき
と考えます。
量販店の3,000円程度のネクタイを締めていたこともありますが、すぐに痛んだり、毛羽立ってしまいました。
これでは「安物買いの銭失い」ですよね。
また、安いネクタイは見た目がちゃっちくなりがちで、せっかくのスーツスタイルが間抜けに見えていまいます。
その点、この記事で紹介するブランドのネクタイは決して安くはありませんが、その分長い間締めることのできるブランドばかりです。
ネクタイはメーカー側がブランド料などを上乗せしやすい製品なので、必ずしも「高いから良い」というわけではありません。
この記事では、価格と品質が釣り合っているブランドに絞って紹介します。
20代男性に似合うのはどんなネクタイ?
20代男性には「爽やかさ・元気のよさ・誠実さ」のあるデザインのネクタイがよく似合います。
ハイブランドのネクタイは、若い人が締めてもネクタイの迫力に負けてしまうため、おすすめしません。
また、会社によっては周りの人から生意気と見られてしまうこともありえます。
ハイブランドのネクタイは、貫録が出てくる30代からでも遅すぎではありませんよ。
合わせるスーツの色は「ネイビー or グレー」を前提として紹介しています。
ブラックスーツは本来フォーマル用のため、ビジネス用のスーツには不向きなため除外しています。
おすすめの柄
ネクタイには色んな柄があるので、どの柄を選べばよいのかわからないも多いと思います。
僕がこれまでに締めてきて、コーディネートしやすいと思った柄は以下の3つです。
・小さめのドット柄 ※大きめのドットはカジュアル感が出るのでイマイチ
・色数の少ないレジメンタルストライプ柄
・小紋(こもん)柄
この3つの柄は、どんなスーツにでもコーディネートできます。
ただし、レジメンタルストライプ柄は、その柄によって学校や軍属を表すことがあるため、フォーマルな場で締めるのは避けるのがベターです。
無地をあえて外したのは、地味な無地のスーツと組み合わせた場合、地味すぎるコーディネートになるためです。
逆に華やかなデザインのスーツには、無地のネクタイによりコーディネートに締まりがでるのでおすすめです。
おすすめの色
20代男性におすすめするネクタイの色は以下の3つです。
・ネイビー
・エンジ
・グリーン
どの色もコーディネートしやすく、一本ずつ持っていると重宝します。
黄色やオレンジのネクタイは、日本人の肌の色だと似合う人が少ないのでおすすめしません。
僕もオレンジのネクタイを一本買ってみましたが、案の定あまり似合ってませんん(笑)
おすすめの太さ
実はネクタイも商品によって、剣先の幅が異なります。
ネクタイの剣先の太さは締めた時の印象に直結するので、意識して選びましょう。
ネクタイの太さは大剣(以下写真)部分の長さで、細い or 太いを見分けます。
僕のおすすめは、
大剣が7.5~8.5cmのネクタイ
です。
太さが7cm未満のナロータイはカジュアル感が強いので、ビジネスシーンには不向きです。
一方で太さ9cm以上のネクタイは太すぎて、コーディネートに締まりがなくなります。
たかが1cm、されど1cmです。太さはしっかりと確認しましょう。
20代男性におすすめのネクタイブランド
前置きが長くなりましたが、ここから「20代男性におすすめのネクタイブランド」を紹介していきます。
先に申し上げておきますと、どのブランドも決してお安くはないです。
しかし、手の届かない値段ではないですし、これらのブランドから選べば外れは絶対にないと自負しています。
メモには僕が実際に締めてみた感想を書いているので、ぜひご参考にしてください。
いずれもAmazonなどのネット通販なら、値引きやポイントバックでおトクに買うことができますよ。
それではいってみましょう。
クレストブリッジ(CREST BRIDGE)
価格帯:8,000円〜12,000円
クレストブリッジは、若い男性から絶大な支持を得たバーバリーブラックレーベルを引き継ぐ、三陽商会のブランドです。
バーバリーブラックレーベルは、20代半ば〜30代半ばの男性がターゲットであったため、クレストブリッジにも20代男性に似合うネクタイが多く用意されています。
クレストブリッジのネクタイは、若々しいデザインからシックなデザインまで、モダンなブリティッシュスタイルのものが幅広く揃っています。
おすすめは、トレードマークでもあるバスケットチェック柄とオーソドックスなレジメンタルストライプ柄です。
僕もバーバリーブラックレーベルのネクタイを締めていましたが、とても使い勝手がよく女性からの評判も上々でした。
クレストブリッジのネクタイも女性ウケ間違いなしです!
ポールスミス(Paul Smith)
価格帯:10,000円〜12,000円
社会人になったらポールスミスのネクタイを締めよう、と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ポールスミスのネクタイは若い人に大人気で、オーソドックスなものから華やかなマルチストライプまで幅広く揃っています。
お安くはないので、気分を上げたい日に締める一本として持っておくのもよいと思います。
おすすめはポールスミスのトレードマークであるマルチストライプ柄や、ドット柄のデザインのものです。
ポールスミスのネクタイは2本持っていましたが、やや肉厚でポップさの中にもエレガントさが絶妙にあり、とても使いやすかったです。
タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)
価格帯:8,000円〜10,000円
タケオキクチは若い人から人気高いのジャパンブランドです。
ネクタイのクオリティも折り紙つきです。
若々しいさわやかなデザインのネクタイが多く、どれを選んでも20代男性に似合うでしょう。
カルバンクライン(CK CALVIN KLEIN)
価格帯:5,000円〜7,000円
若い人に大人気のカルバンクラインのネクタイは、シンプルでクールなデザインのものが多く、どんなシーンでも活躍してくれます。
また、高品質ながら値段がリーズナブルなところもポイントです。
ポールスミスなどとは逆に、シックな色合いやデザインのネクタイが多いので、落ち着いたデザインが好きな方におすすめです。
おすすめはシャドーストライプなど、他ブランドにないクールなデザインのものです。
カルバンクラインのスーツもおすすめです。
値段も手ごろですし、スリムなシルエットで都会的な雰囲気なのでカッコいいですよ。
ラルフローレン(Ralph Lauren)
価格帯:6,000円〜10,000円
誰もが知っているラルフローレン。
アメリカントラッドのテイストをふんだんに取り入れたラルフローレンのネクタイは、若さと大人っぽさが絶妙にミックスされています。
ラルフローレンは他のネクタイブランドが若すぎると感じる方や、同世代の同僚と差をつけたい方にぴったりです。
せっかくラルフローレンのネクタイを選ぶなら、アメリカントラッド全開の濃い色を基調としたストライプ柄がおすすめです。
僕も一本買ってみようかなと思っています。
20代後半になっても十分使えるデザインの一本が手に入りますよ。
フェアファックス(FAIRFAX)
価格帯:7,000円〜10,000円
知らない方も多いと思いますが、フェアファックスは国内ネクタイメーカーの最高峰のひとつです。
メイドインジャパンにこだわった高品質なネクタイは、アメリカントラッドの雰囲気をふんだんに取り入れています。
フェアファックスのネクタイはオーソドックスな正統派デザインのものが多く、中でもおすすめは小さめのドット柄・レジメンタルストライプ柄です。
同じデザインの色違いも豊富に揃っているので、お気に入りの一本も見つけやすいでしょう。
30代以降も締め続けられるデザインと品質のネクタイが間違いなく手に入るブランドです。
フェアファックスのネクタイは2本持っていますが、ハイブランドに匹敵する品質です。
年齢問わず使えるデザインなので長く使えますよ。
鎌倉シャツ
価格帯:5,000円〜6,000円
鎌倉シャツといえば「低価格・高品質のシャツ」が代表的ですが、実はネクタイのクオリティも高いことで有名です。
鎌倉シャツのネクタイは、全て日本製でかつ値段が5,000円程度に抑えられており、高品質ながら低価格を実現しています。
デザインは非常にオーソドックスなものが多く、どんなシーンでも使える一本が必ず見つかるはずです。
まとめ
ネクタイは安物を締めるとみすぼらしくなるため、一本5,000円以上のネクタイを選ぶようにしよう。
ここで紹介したブランドであれば、品質・デザインともに必ず気に入った一本が見つかるはず。
これらのブランドから、長く使えるデザインのネクタイをぜひ吟味してほしい。
アラサーの方は以下の記事も参考にしてほしい。