ファッション

間違ったスーツの着方をしていないか?僕の恥ずかしい例を暴露するぞ

僕は長い間やっちまってました…

alt="失敗"

何かって?

僕はずっと間違ったスーツの着方をしていたのです。

しかし、だからといって過去の自分を安易に責められません。

なぜなら

・誰もスーツの正しい着方を教えてくれない

・同僚のスーツの着方も間違っている

・街で見かけるスーツの着方も間違っている

・スーツ量販店にも本来スーツにふさわしくない服が普通に売られている

からです。

そもそも正しいスーツの着方ができている人は少ないので、見本となるような人もめったにいません。

また、お店の商品まで正統派のスーツスタイルから外れた服が売られているので、知識がなければ気づきようもありません。

そんなわけでこの記事では、

僕がこれまでにおかしてきた「間違ったスーツの着方」

について、紹介していきます。

僕の屍(しかばね)を乗り越えて、正しくスーツを着てビシッとキメてください!

Contents

スーツ編

まずはわかりやすい間違った「スーツ」の着方からいってみましょう。

振り返ると本当に何もわかっていなかったんだな…と反省ひとしおです。

スーツ販売店や百貨店の店員さんはわかっているはずなのに、なぜ指摘してくれなかったのか不思議でなりません。

サイズがダボダボ

新入社員の時のスーツは、父に連れていかれた百貨店でオーダーメイドしてつくったもの。

しかし、出来上がったのはダボダボのスーツ。

当時の百貨店には、若者向けの小粋なスーツをつくるなんて機能がなかったようにも思えます。

また、当時はあまりピタっとしたスーツは主流でなかったものの、これでは男の戦闘服どころか寝間着(ねまき)です。

さらに衝撃だったのは、同期の一人がそんな僕以上にダボダボのスーツを着ていたということです。

ブラックスーツ

alt="ブラックスーツ"

ビジネスシーンに適したスーツの色は、ネイビーとグレーです。

漆黒のブラックスーツは、本来結婚式などのフォーマルな場で着るスーツです。

よって、仕事で着用するスーツではありません。

しかし僕は、

「ネイビー、グレー、ブラックの3色を着まわした方がおしゃれだ!」

という勝手な勘違いのもと、得意顔でブラックスーツを職場で着ていました。

というか、なぜブラックスーツがビジネス用スーツの売り場で普通に売られているんですかね…?

シャツ編

次はシャツ。

シャツのチョイスは僕だけでなく、多くの会社員も間違っています。

こうして書きならべてみると、過去の自分を殴ってやりたい気分になります。

第一ボタンを締めない

僕は既製品のシャツのサイズが合わないため、シャツの第一ボタンは外していました。

僕は既製品のシャツを着ていたのですが、いつも首周りと袖丈のサイズが合いませんでした。

どうでもいい情報ですが、僕のサイズは「首周り38の袖丈81」です。

しかし、このサイズの既製品は非常に少ないんですよね。

組み合わせであるのは、

・首周り37、袖丈80

・首周り38、袖丈82

です。

袖丈が長いとうっとうしいので、僕は「首周り37、袖丈80」のシャツを買っていました。

ということで第一ボタンを締めると首が締まって、締められません。

これでシャツの胸元が決まるはずがありません。

袖が短い

先に述べた通り、袖が長すぎると邪魔なので、シャツの袖がワンサイズ短めのシャツを買っていました。

今思えば、なぜオーダーメイドでシャツをつくろうという発想をしなかったのか謎です。

ボタンダウンシャツを着ている

スーツにボタンダウンシャツを合わせている人をよく見かけます。

しかし、ボタンダウンシャツは「スポーツを発祥とするカジュアルなシャツ」です。

本来スーツに合わせるシャツではありません。

が、これもなぜかシャツ売り場で普通に販売されています。

そんなことはつゆ知らず、僕は「あえてボタンダウンを着るとイケてるんじゃないか」と思いながら着ていました。

デコシャツ

alt="デコシャツ"

襟やボタンホールに飾りや色のついたシャツを「デコシャツ」と呼びます。

このデコシャツもスーツ量販店で大量に売られていますが、余計な装飾のあるシャツは外道です。

そんなことをつゆ知らず、「このシャツおしゃれじゃん!」と思って嬉々として着ていました。

これも着ている人をよく見かけますが、以前の僕と同じようにおしゃれだと思っているのでしょう。

胸ポケットがある

alt="シャツ 胸ポケット"

シャツのルーツは「ジャケットの下に着る下着」です。

そのため下着を発祥とするシャツに、本来ポケットはありません。

シャツのポケットはアメリカで後付けされたギミックともいわれていますが、シャツは「ポケットなしが王道」です。

あの鎌倉シャツもニューヨークに店舗展開にした時に、ポケットがあることで顧客がつかず、ポケットを取り払ったというエピソードがあるくらいです。

タバコを吸う人はポケットを使うかもしれませんが、非喫煙者の僕には完全に不要なギミックです。

たまに胸ポケットなしのシャツを着ている人を見て「なぜ胸ポケットがないのだろう?」と思ったことがあるのは、僕だけではないはずです。

ネクタイ編

スーツスタイルのおしゃれ度を大きく左右するネクタイ。

しかし、せっかくのネクタイも正しく締めないとおしゃれになりません。

なお、おすすめのネクタイはこちらの記事にまとめてあります。

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ゆるゆるネクタイ

シャツのくだりで書いた通り、シャツの第一ボタンを締めないとなると、もはやネクタイを締める意味がありません。

そんなわけで僕のネクタイはゆるゆるでした。

「ネクタイなんて肩がこるだけでいらねー!」と思っていた僕にネクタイを締める理由などそもそもなかったのです。

ネクタイにディンプルがない

alt="ネクタイ ディンプル"

ネクタイにディンプル(くぼみ)をつけて締めることは紳士のたしなみです。

そんなことはつゆ知らず、「こっちの方がおしゃれだ!」ともっこりネクタイにしていた僕はなんだったんでしょうか。

まとめ

間違ったスーツの着方をしている人は、想像以上に多い。

過去の僕を反面教師にして、ぜひ正しくスーツを着こなしてほしい。

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